写真をいつ撮ったか調べる方法とファイルの日付がずれる理由
写真の撮影日時は、ファイルの更新日ではなく画像に埋め込まれたExifで分かります。コピーや共有で日付がずれる理由、撮影日時が入っていない写真の見分け方、日付の書式と時差の落とし穴を整理しました。
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この記事の要点
- ファイルの日付と撮影日時は別々に記録される
- コピーや共有でファイルの日付は簡単にずれる
- 撮影日時は画像の中のExifに残っている
- スクリーンショットや保存し直した画像には無いことがある
- 基本の撮影日時に時差は入らず現地の時計のまま
目次
写真をいつ撮ったかを確かめるなら、ファイルの日付ではなく画像の中を見ます。 撮影日時はカメラが画像そのものに書き込んでいるので、コピーしても付いてきます。
エクスプローラーやファイルアプリが表示する日付は、あくまでファイルの日付です。 両者はまったく別の記録で、ずれているほうが普通だと考えたほうが早く片づきます。
ファイルの日付と撮影日時は、記録している場所が違う
ファイルの日付は、保存や書き換えのたびに端末が付け直す情報です。 写真の中身とは関係なく、置き場所の側に付いています。
いっぽう撮影日時は、シャッターを切った瞬間にカメラが画像へ書き込みます。 Exifと呼ばれる区画に、機種名や撮影条件と一緒に収まっています。
つまり、同じ写真でも次の2つはまったく別の値です。
- ファイルの更新日時: そのファイルをいつ保存したか
- 撮影日時(DateTimeOriginal): いつシャッターを切ったか
日付がずれるのは、こんな場面
ファイルの日付は、次のような操作で新しい日付に変わることがあります。
- パソコンへ取り込む、別のフォルダへコピーする
- チャットアプリやメールで受け取って保存する
- クラウドから一括ダウンロードして展開する
どれも「そのファイルを今この端末に作った」操作なので、当日の日付になります。 去年の旅行の写真を今日ダウンロードすれば、今日の日付が並ぶわけです。
ここで撮影日時まで消えたと思ってしまうと、整理が止まります。 画像の中のExifは、こうした操作では基本的にそのまま残ります。
画像に埋まっている撮影日時を読む
中身を見るには、Exifを読み取れる道具に写真を渡します。 画像のメタデータ削除ツールに写真を入れると、撮影日時や機種名が一覧で出ます。 名前のとおり消す機能もありますが、消さずに確認だけで閉じてかまいません。
表示される日時は、こういう書式です。
撮影日時: 2026:08:16 10:24:31
年月日をコロンで区切るのがExifの書き方です。 ハイフン区切りに見慣れていると戸惑いますが、読み方は同じです。
撮影日時が入っていない写真もある
すべての画像に撮影日時があるわけではありません。 次のようなものは、そもそも書き込まれていないことがよくあります。
- 画面のスクリーンショット(カメラを通っていない)
- 加工アプリで書き出し直した画像
- SNSや共有サービスから保存した画像
3つ目は、サービス側が公開時に区画ごと落としている場合があります。 落とし方はサービスごとに違ううえ、仕様は後から変わります。
この場合、画像から撮影日時を復元する方法はありません。 アルバムの並び順や、メッセージを送った日付などの外側の記録に頼ることになります。
時差の落とし穴
基本の撮影日時には、時差の情報が含まれません。 書かれているのは、そのカメラの時計が指していた数字そのものです。
海外で撮った写真をあとで見ると、現地の時刻のまま並びます。 日本時間に直したいなら、自分で時差を足し引きすることになります。
新しめの機種は、時差を別のタグに書き足すことがあります。 ただし付いていない写真も多いので、当てにしすぎないほうが無難です。
紛らわしいのが、位置情報と一緒に記録される日時です。 こちらは世界標準時で書かれる決まりなので、撮影日時と数時間ずれて見えます。 同じ写真の中に、基準の違う2つの時刻が同居していると考えてください。
撮影日時を残したいときの注意
写真を加工して保存し直すと、撮影日時ごと落ちる道具があります。 リサイズや切り抜きのように、画像を作り直す加工では起こりやすい現象です。
思い出の写真をまとめる前に、次の順で進めると取りこぼしが減ります。
- 元のファイルは別の場所へそのまま保管する
- 撮影日時を確認し、必要ならファイル名やメモへ書き写す
- 加工や共有はコピーしたほうのファイルで行う
撮影日時は、あとから正確に思い出せる数少ない手がかりです。 消してしまう前に、どこかへ写しておくと後悔しません。
なお、人に渡す写真では逆に、撮影日時や撮影場所を落としておきたい場面もあります。 何がどこまで残るのかは、写真にEXIF・位置情報が残るリスクにまとめています。
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