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ひらがなとカタカナを一括で相互変換する

名簿のフリガナ欄などで混ざったひらがな・カタカナ・半角カナを、貼り付け1回でそろえる手順を画面つきで説明します。「1ヶ月」を壊さない仕組みと、変換しなかった文字の読み方まで順にたどります。

公開読了目安 約4分

この記事の要点

  • 貼り付けるだけで仮名の種類がそろう
  • 半角カナが混ざっていても1回で済む
  • 「1ヶ月」の小書きヶは既定で守られる
  • 変換しなかった文字は理由つきで出る
  • 漢字・英数字・記号には手を触れない
目次

集めた名簿のフリガナ欄が、ひらがなとカタカナと半角カナで混ざっていることがあります。 ひらがな⇔カタカナ変換に貼り付けると、方向を選ぶだけで表記がそろいます。

表計算ソフトの関数を思い出したり、セルを1つずつ打ち直したりする必要はありません。 ここでは貼り付けからコピーまで、画面を見ながらたどります。

「フリガナがそろわない」あるある3つ

1. 回答者ごとに書き方が違う。 申込フォームの自由入力では、ひらがなで書く人とカタカナで書く人が混ざります。並べ替えると、同じ読みの人が離れた場所に並びます。

2. 古い名簿に半角カナが残っている。 昔のシステムから出した名簿は、フリガナ欄だけ半角のことがあります。全角に直してから種類を変える、という2段階の手作業になります。

3. 一括変換したら別の字に化けた。 「1ヶ月」の小書きヶまで機械的に変換されると、見慣れない「1ゖ月」が出てきます。気づかず配布すると、あとで全文を読み直すはめになります。

ひらがな⇔カタカナ変換の使い方

1. 変換の方向を選ぶ

画面のいちばん上で、3つの方向から1つを選びます。 「ひらがな → カタカナ」「カタカナ → ひらがな」「入替」の3種類です。

ひらがな⇔カタカナ変換ツールの初期画面。上に変換の方向を選ぶラジオボタン、下に文章を貼り付ける枠が並んでいる

2. 文章を貼り付ける

枠に、名簿やメモをそのまま貼ります。 ボタンを押す必要はなく、貼った瞬間に結果が下へ出ます。

ひらがな・カタカナ・半角カナが混ざった4行の名簿を貼り付け、すべてカタカナにそろった結果が下に表示されている画面

半角カナの行も、同じ1回でカタカナにそろいます。 半角の濁点は、離れた記号ではなく元どおりの1文字に戻ります。

3. 変換した文字数を確かめる

結果の上に、変換の内訳が1行で出ます。 「カタカナにした10文字」「全角に寄せた半角カナ10文字」のように、何がどれだけ動いたかが分かります。

4. 結果をコピーして戻す

「コピー」を押すと、変換後のテキストがクリップボードに入ります。 続けて逆方向にも変換したいときは、「結果を入力欄に入れる」で往復できます。

「1ヶ月」が「1ゖ月」に化けない理由

「ヶ」はカタカナの仲間として扱われる文字です。 そのため、単純な一括変換では「ゖ」というひらがなに置き換わります。

読める字ではあるものの、日本語の文章としてはまず使いません。 本ツールは既定でこの文字を変換対象から外し、理由を画面に出します。

カタカナからひらがなへ変換した結果、1ヶ月の表記が保たれ、変換しなかった仮名として理由が表示されている画面

仮名として本当に置き換えたい場面もあります。 そのときは詳細設定の「小書きの『ヶ・ヵ』も変換する」を有効にしてください。

変換しなかった文字の読み方

画面の下に「変換しなかった仮名」の欄が出ることがあります。 ここには、文字と件数と理由の3つが並びます。

理由は大きく2種類です。 1つは今回のように既定で守っているもの、もう1つは相手の仮名がそもそも存在しないものです。

たとえば合字の「ヿ」に対応するひらがなはありません。 無理に変換すると意味が失われるため、そのまま残して理由を示します。

詳細設定の4つの切り替え

詳細設定を開くと、4つの項目を切り替えられます。

詳細設定を開き、半角カナの寄せ方・小書きのヶ・踊り字・濁点の合成という4つのチェックボックスが並んでいる画面

  • 半角カナを全角に寄せてから変換する:切ると半角カナは手つかずで残ります
  • 小書きの「ヶ・ヵ」も変換する:仮名として置き換えたいときに使います
  • 踊り字(ゝゞ・ヽヾ)も変換する:古い文献の引用をそろえるときに役立ちます
  • 分かれた濁点・半濁点を1文字にまとめる:切ると濁点が別の記号のまま残ります

こんな場面で使える

申込フォームの回答を集計するとき、フリガナ列だけを貼れば表記が一度でそろいます。 会員名簿の更新でも、古い半角カナの行を含めてまとめて直せます。

教材づくりでは、同じ本文をひらがな版とカタカナ版に分けて用意する使い方もあります。 方向を切り替えて2回貼るだけで、2種類のプリントが用意できます。

使用例

サークルの参加者名簿を集めたところ、フリガナ欄が3通りに割れていたとします。 ひらがなで書いた人、カタカナで書いた人、半角カナのまま貼り付けた人です。

列をまとめてコピーして貼り付ければ、全員がカタカナにそろいます。 そのまま表計算ソフトへ戻せば、読み順の並べ替えが正しく動きます。

安心して使えるポイント

変換はブラウザの中だけで進みます。 名簿の中身がどこかへ送られることはないので、預かった連絡先も手元に置いたまま整えられます。

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まとめ

フリガナの表記そろえは、貼り付けと方向選びの2手で終わります。 半角カナが混ざっていても、同じ1回でまとめて処理されます。

そして「1ヶ月」のような表記は既定で守られ、変換しなかった文字は理由つきで並びます。 何が動いて何が残ったかを確かめてから、安心して貼り戻してください。

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