文字コード調査ツール|Unicodeの番号・名前・正規化を1文字ずつ無料で確認
貼り付けた文字を1文字ずつ分解し、U+番号・Unicodeの名前・ブロック・UTF-8バイト列を表示する無料ツール。見た目に出ない文字や正規化で変わる文字も名指しで示します。
入力のしかた
貼り付けた文字列を、見た目の 1 文字(書記素)とコードポイントに分けて調べます。
UTF-16 コード単位で 5,000 まで受け付けます。
例を入れてみる
文字データ(Unicode Character Database)を読み込んでいます。読み込みが終わると解析結果を表示します。
調べたい文字を貼り付けてください
1 文字ずつの U+ 番号・名前・ブロックと、見た目に出ない文字を表にします。
このツールについて
使い方・特徴・補足情報
文字コード調査とは
文字コード調査ツールは、貼り付けた文字列を 1 文字ずつ分解して、その正体を表にするツールです。
各文字の U+ 番号に加えて、Unicode が定めた名前・ブロック・種類まで表示します。名前は Unicode Character Database の値をそのまま引いています。
「見た目は同じなのに一致しない」原因の多くは、ゼロ幅スペースや結合文字など画面に出ない文字です。本ツールはそれを名指しし、何個どこにあるかを示します。
数え方も 3 種類(見た目の文字数・コードポイント・length)を並べ、差が出た理由を件数で説明します。入力した内容はブラウザ内だけで処理します。
こんな人におすすめ
文字がおかしいと感じた人
楽になること
1文字ずつの正体の確認
避けたい手間
見えない文字による不一致
解決できる困りごと
- 検索や照合で一致しないときに、原因の文字を目で探し回る作業が要らなくなる
- コピーしたテキストに混ざったゼロ幅スペースや全角スペースを、位置と個数まで特定できる
- 絵文字や旧字体を含む文字列で、文字数の数え方がツールごとに食い違う理由を確認できる
- 入力欄で弾かれた文字列のどこが規定外なのかを、1 文字ずつたどって切り分けられる
- U+ 番号だけを渡されたときに、その番号が実際にどの文字なのかを確かめられる
使い方
- 調べたい文字列を入力欄に貼り付けます。
- 上部に「書記素」「コードポイント」「UTF-16 コード単位」の 3 つの数が出ます。数が違うときは、その下に差の内訳が並びます。
- 「見た目に出ない文字」の欄で、ゼロ幅スペースや結合文字などが何個あるかを確認します。
- 正規化の表で、NFC / NFD / NFKC / NFKD のどれで内容が変わるかを見ます。
- 下の表で 1 文字ずつの U+ 番号・名前・ブロック・UTF-8 バイト列を確認します。
- 「U+ 番号から組み立てる」に切り替えると、
U+3042のような番号の並びから文字列を作って同じ解析にかけられます。
使用例
見た目が同じなのに一致しない文字列を調べる
コピー元によっては、単語のあいだにゼロ幅スペースが入ります。画面では見えないので、表と一覧で位置と個数を確かめる例です。
入力
ABC123
出力
見た目に出ない文字: U+200B ZERO WIDTH SPACE — 書式制御文字(表示されない)/ 1 個 / 4 文字目から
濁点が分かれている文字を見つける
同じ「が」でも、1 文字ぶんの場合と「か」+結合濁点の場合があります。分かれた側を U+ 番号モードで組み立てて確かめる例です。
入力
U+304B U+3099
出力
組み立てた文字列は「が」。書記素 1 / コードポイント 2 / 内訳: 結合文字 1 / NFC で「変わる」(U+304C になる)
絵文字が何コードポイントでできているかを見る
1 文字に見える絵文字が、内部では複数の文字の連結である例です。数の差の内訳がそのまま構成の説明になります。
入力
👨👩👧👦
出力
書記素 1 / コードポイント 7 / UTF-16 コード単位 11 / 内訳: サロゲートペア 4・絵文字の連結(ZWJ)6
U+ 番号の並びから文字列を組み立てる
番号だけを受け取ったときに、実際の文字を確かめる例です。書き方が違っても同じ 1 文字になります。
入力
U+3042
0x3042
あ
あ
出力
組み立てた文字列: ああああ
U+3042 HIRAGANA LETTER A / ブロック Hiragana / Lo 文字(その他) / UTF-8: E3 81 82
活用シーン
フォームで弾かれた入力の原因を探す
登録できない氏名や住所を貼り付けて、規定外の文字が混ざっていないかを 1 文字ずつ見ます。位置が分かれば直す場所が決まります。
表計算の照合が合わない列を確かめる
同じに見える 2 つの値を順に貼り付けて、コードポイントの並びを見比べます。全角スペースや結合文字の違いが表に出ます。
文字数の数え方の食い違いを説明する
投稿の字数制限とツールの表示が合わないとき、3 つの数を並べて示せます。差の内訳がそのまま理由の説明になります。
旧字体や異体字の指定を確認する
葛や辻のような字で、異体字セレクタが付いているかを調べます。付いていれば表にセレクタの行が並びます。
翻訳・校正で受け取った原稿を点検する
納品された原稿に方向制御文字やノーブレークスペースが残っていないかを見ます。個数が 0 なら、そのまま次の工程へ渡せます。
絵文字の構造を教材として見せる
国旗や家族の絵文字を貼り付けて、内部の組み立てを表で示します。プログラミングの授業で文字と長さの話をする材料になります。
技術的な解説
補足: 仕組み
見た目の 1 文字は Intl.Segmenter の書記素分割で数えます。コードポイントは Array.from、length は UTF-16 のコード単位です。
差は必ず内訳で説明します。length とコードポイントの差はサロゲートペアの数に一致します。
コードポイントと書記素の差は、結合文字や ZWJ などの合計に一致します。正規化は String.prototype.normalize、バイト列は TextEncoder で求めます。
もっと詳しく
見た目が同じなのに一致しない 3 つの型
1 つ目は見えない文字が挟まっている型です。ゼロ幅スペースやノーブレークスペースは画面に幅を持たず、コピーでそのまま付いてきます。
2 つ目は濁点の持ち方が違う型です。「が」は 1 文字ぶんの場合と「か」+結合濁点の場合があり、見た目は同じでも別の並びになります。
3 つ目は全角と半角が混ざる型です。この 3 つは原因も直し方も違うので、まずどれなのかを表で確かめてください。
NFKC で内容が変わることの意味
NFC と NFD は見た目を保ったまま並びをそろえる正規化です。一方 NFKC と NFKD は、㍿ を「株式会社」に、全角の A を A に開きます。
検索システムやログイン欄が NFKC をかけている場合、入力した文字列と保存された文字列が別物になることがあります。
どの形で変わるかが分かれば、システム側がどの正規化を使っているかを推測できます。本ツールは 4 形すべての結果を同時に出します。
文字名は英語のまま出す理由
表に出る HIRAGANA LETTER A のような名前は、Unicode が定めた正式な識別子です。出典は Unicode Character Database です。
日本語訳は出典に存在しないため、本ツールは訳を作らず英語名のまま表示します。訳を添えると、出典にある事実と本ツールの解釈が混ざってしまうためです。
一般カテゴリの日本語ラベルだけは補助として付けますが、Lo のような記号と必ず並べて表示します。
よくある質問
「書記素」と「コードポイント」は何が違いますか?
書記素は人が見て 1 文字と感じるまとまりで、コードポイントは Unicode が番号を振る単位です。
絵文字の家族は書記素 1 に対してコードポイント 7 になります。文字数を数える目的なら、多くの場合は書記素の数が期待に合います。
文字の名前はどこから来ていますか?
Unicode Character Database(unicode.org が公開する UCD)の値をそのまま表示しています。ページ下部の「参考・出典」からファイルを確認できます。
漢字やハングルは規則から名前が決まる範囲なので、その規則に従って組み立てています。
見えない文字が「危険かどうか」は判定してくれますか?
判定はしません。本ツールは何の文字が何個どこにあるかという事実だけを並べます。
同じ文字でも、意図して入れている場合と混入した場合があるためです。判断は用途を知っている人が行うのが確実です。
どのくらいの長さまで貼り付けられますか?
UTF-16 コード単位で 5,000 までです。超えた場合は解析せずにエラーを表示します。
表は先頭 500 書記素までを並べ、それ以降は総数だけを示します。数え方の集計は入力全体に対して行います。
文字化けしたテキストを元に戻せますか?
本ツールは戻しません。文字化けの復元は文字化け修復ツールが担当します。
本ツールは「いまその文字列が何でできているか」を示す役割で、化けたあとの状態を確認する用途に向きます。
参考・出典
- Unicode Character Database (UCD) — Unicode, Inc. (2026-08-31 閲覧)
- UAX #44: Unicode Character Database — Unicode, Inc. (2026-08-31 閲覧)
- UAX #15: Unicode Normalization Forms — Unicode, Inc. (2026-08-31 閲覧)
- UAX #29: Unicode Text Segmentation — Unicode, Inc. (2026-08-31 閲覧)
本ツールの計算式・判定基準は上記の公的機関・公式情報源を参考にしています。最新の情報は各リンク先をご確認ください。
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