サブネット計算ツール|CIDRとサブネットマスクを相互変換
IPアドレスとプレフィックス長から、ネットワークアドレス・使えるホストの範囲・ホスト数を求めます。両側の設定で同じネットワークかを確かめたり、IPの範囲をCIDRに直したりもできます。
「192.168.1.10/24」「192.168.1.10 255.255.255.0」のように続けて書いてもかまいません。
上の欄に「/24」のように書いてあるときは、そちらを優先します。
IP アドレスを入力してください
ネットワークアドレス・使えるホストの範囲・2 進数での境目がここに表示されます
同じネットワークか確かめる
相手側のプレフィックス長も入れると、両方向で確かめます。 片側だけ同じに見える状態は、行きと帰りで経路が食い違う原因になります。
サブネットに分割する
先に上の欄で IP アドレスを入力してください。
IP の範囲から CIDR を求める
「10.0.0.5 から 10.0.0.10 まで」のような範囲を、過不足なく覆う CIDR の並びに直します。許可リストやルーティングの設定に貼り付ける形です。
このツールについて
使い方・特徴・補足情報
サブネット計算とは
サブネット計算は、IP アドレスとプレフィックス長からネットワークの範囲を割り出すツールです。
192.168.1.10/24 のように貼り付けるだけで、範囲と使えるホストが並びます。
サブネットマスクやワイルドカードマスクからも読み取ります。
/24 と 255.255.255.0 のどちらで書いても、同じ結果にたどり着きます。
相手の IP を入れると、両側の設定で「同じネットワークか」を確かめます。 片側からだけ同じに見える食い違いも、そのまま画面に出します。
計算はブラウザの中だけで終わります。 社内の設計書に載っているアドレスも、そのまま貼り付けてかまいません。
こんな人におすすめ
ネットワーク設定をする人
楽になること
アドレスの範囲を割り出す作業
避けたい手間
計算違いで機器がつながらないこと
解決できる困りごと
- 紙とペンで 2 進数に直しながらネットワークアドレスを求める手間と、桁のずれを減らせます
- つながらない原因がアドレスの範囲にあるのかどうかを、両端の設定を並べて切り分けられます
- 「10.0.0.5 から 10.0.0.10 まで」を CIDR に書き直す作業を、手計算せずに済ませられます
- 先頭に 0 が入った書き間違いを、別のアドレスとして黙って計算される前に見つけられます
- 分割後のブロックがいくつになるかを数え違えて、設計をやり直す往復を減らせます
使い方
- IP アドレス欄に「192.168.1.10/24」のように入力します
- CIDR を書かないときは、下の欄にプレフィックス長かサブネットマスクを入れます
- ネットワークアドレスと使えるホストの範囲を確かめます
- 「コピー」ボタンで計算結果をまとめて写します
- つながらない相手がいるときは「同じネットワークか確かめる」を開きます
- 許可リストに範囲を書くときは「IP の範囲から CIDR を求める」を開きます
使用例
/24 の範囲を確かめる
使えるホストがネットワークアドレスの次から始まり、ブロードキャストの手前で終わる点に注目してください。
入力
192.168.1.10/24
出力
CIDR: 192.168.1.0/24
サブネットマスク: 255.255.255.0
ネットワークアドレス: 192.168.1.0
ブロードキャストアドレス: 192.168.1.255
使えるホストの範囲: 192.168.1.1 〜 192.168.1.254
使えるホスト数: 254
半端な範囲を CIDR に直す
境目のそろっていない範囲は、複数のブロックに割れます。個数が最小になる組み合わせで並びます。
入力
開始 10.0.0.5 / 終了 10.0.0.10
出力
10.0.0.5/32
10.0.0.6/31
10.0.0.8/31
10.0.0.10/32
両端のマスクが食い違う
片側からだけ同じネットワークに見える状態です。行きと帰りで経路が変わる原因になります。
入力
こちら 10.0.1.5/16 / 相手 10.0.2.7/24
出力
こちら → 相手(/16): 同じネットワーク
相手 → こちら(/24): 別のネットワーク
活用シーン
新しい拠点にアドレスを割り当てる
手元の /24 をいくつに割るかを、ブロックごとの一覧で見比べます。1 ブロックに置ける台数も同時に出ます。
つながらない相手を切り分ける
自分と相手のプレフィックス長を入れると、どちら側の設定がずれているかが表に並びます。
許可リストに範囲を書く
開始と終了のアドレスから CIDR の並びを作ります。そのまま設定ファイルへ貼り付けられます。
検証環境のアドレスを決める
文書用や試験用に予約された帯かどうかを、RFC の名前つきで確かめてから決められます。
2 進数の境目を目で確かめる
ネットワーク部とホスト部の区切りが 32 桁の並びで出ます。新人への説明にもそのまま使えます。
機器同士の直結リンクを設計する
/31 と /30 のどちらにするかを、使えるアドレスの数と対向機器の対応を見て判断します。
技術的な解説
補足: 仕組み
計算は 32 ビットの符号なし整数で行います。IP アドレスとマスクの論理積(AND)がネットワークアドレスです。
プレフィックス長からマスクを作るときは 0xffffffff を左へずらします。シフト量が 32 になる /0 だけは値が -1 に化けるので先に返します。
範囲から CIDR を求めるときは Math.clz32 で位置合わせできる最大のブロックを切り出します。マスクが CIDR に直せるかは 2 進数が 1*0* の並びかで見ます。
もっと詳しく
自分のグローバル IP は表示しません
このツールには「あなたの IP アドレスはこれです」という表示がありません。意図して外してあります。
自分のグローバル IP を知るには、外部のサーバーに問い合わせる必要があります。それはブラウザの中だけで完結するという、このサイトの土台と噛み合いません。
同じ理由で、以前あった IP 確認ツールは公開を取りやめました。手元の設計に必要な計算だけを、手元で終わらせる形にしています。
/31 と /32 でホスト数の数え方が変わる
ホスト数はふつう「アドレス数から 2 を引く」形で数えます。先頭と末尾が予約されるためです。
ところが /31 では 0 になります。RFC 3021 は、直結リンクで 2 つとも機器に割り当てる書き方を定めました。
この 2 つでは末尾を「ブロードキャストアドレス」と呼びません。予約しないと言いながらその名前で出すと、使える端を避けてしまうためです。
書き間違いを近い値に読み替えない理由
192.168.01.10 のように先頭へ 0 を付けると、環境によっては 8 進数として読まれます。010 は 8 になります。
「たぶん 192.168.1.10 だろう」と読み替えると、答えは出るのに設定は誤ったままです。本ツールは読み替えず、書き方を直すよう伝えます。
255.255.0.255 のような非連続のマスクも同じ扱いです。近いプレフィックス長に丸めずエラーにします。
よくある質問
サブネットマスクと CIDR はどちらで入力すればよいですか?
どちらでも同じ結果になります。IP アドレス欄に「192.168.1.10/24」と書いても、下の欄に「255.255.255.0」と入れてもかまいません。
/31 のホスト数が 2 と出るのはなぜですか?
RFC 3021 が、2 台を直結するリンクでは両端のアドレスを予約しない使い方を定めているためです。機器が古い場合は /30 が必要なこともあるので、対向の仕様を確かめてください。
入力したアドレスはどこかに送られますか?
入力したアドレスが外へ出ることはありません。読み取りも計算もブラウザの中だけで動くので、社内の設計書に載っている値もそのまま貼り付けられます。
自分の IP アドレスを調べることはできますか?
このツールでは調べられません。自分のグローバル IP を知るには外部のサーバーへの問い合わせが要り、ブラウザ内で完結する方針と合わないためです。
IPv6 には対応していますか?
今のところ IPv4 だけに対応しています。IPv6 は表記の規則もアドレスの長さも異なるため、同じ画面に混ぜると読み違いのもとになると考えて分けています。
参考・出典
- RFC 1918: Address Allocation for Private Internets — IETF (2026-08-28 閲覧)
- RFC 3021: Using 31-Bit Prefixes on IPv4 Point-to-Point Links — IETF (2026-08-28 閲覧)
- RFC 6890: Special-Purpose IP Address Registries — IETF (2026-08-28 閲覧)
- IANA IPv4 Special-Purpose Address Registry — IANA (2026-08-28 閲覧)
本ツールの計算式・判定基準は上記の公的機関・公式情報源を参考にしています。最新の情報は各リンク先をご確認ください。
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