最大公約数と最小公倍数を途中式ごと出す手順
数を並べて入れるだけで最大公約数と最小公倍数を出し、すだれ算・素因数分解・ユークリッドの互除法の途中式まで確かめる手順をまとめました。3つ以上の数や読めない入力の扱いも画面で追います。
公開読了目安 約3分
この記事の要点
- 数を並べて入れるだけで両方が同時に出る
- すだれ算の表で割った素数が段ごとに残る
- 素因数分解の指数表から2つの答えが読める
- 3つ以上でも2つずつ計算し直さなくてよい
- 読めなかった入力は理由つきで表に出る
目次
最大公約数と最小公倍数は、数を並べて入れるだけで同時に出ます。2 つずつ計算し直す必要はありません。
それを画面で確かめられるようにしたのが最大公約数・最小公倍数計算です。

数を並べて入れる
入力欄は 1 つだけです。12 18 のように、調べたい数を並べて打ち込んでください。
区切りは改行でもカンマでも空白でもかまいません。表計算から縦に貼り付けた列もそのまま読み取ります。
打つのが面倒なら「例を入れる」のボタンを押してください。4 種類の例が入ります。
答えは 2 つ同時に出る
数を入れると、最大公約数と最小公倍数が横に並びます。

その下に、読み取った数がいくつだったかが出ます。区切りの読み違いにここで気づけます。
2 つだけ入れたときは、約分した分数も 1 行で出ます。12/18 なら 2/3 です。
すだれ算の表で段ごとに追う
答えの下に、すだれ算(連除法)の表が出ます。折り畳まれていないので、そのまま読めます。

各段では、2 つ以上を割り切れる素数で割ります。割れなかった数はそのまま下の行に下ります。
全部を割り切れた段には「全部割れた」と書かれます。その段の数だけを掛けると最大公約数になります。
表の下には 2 行の式が出ます。上の行が最大公約数、下の行が最小公倍数の作り方です。
その下の指数表では、素数ごとに指数を並べます。小さいほうを集めると最大公約数、大きいほうを集めると最小公倍数です。
3 つ以上では公式が保証されない
「最大公約数 × 最小公倍数 = 積」という式を覚えている人は多いはずです。この式が必ず成り立つのは 2 つのときだけです。

4・6・10 では最大公約数が 2、最小公倍数が 60 なので、掛けると 120 です。ところが 3 つの数の積は 240 になります。
3 つ以上でも 2・3・5 のように一致する組はあります。その場合は「たまたま一致した」と画面に出ます。
数が 2 つのときは、この欄が「2 つの値は一致しています」に変わります。検算にそのまま使えます。
互除法で確かめたいとき
「ユークリッドの互除法で確かめる」を開くと、割り算の段が並びます。

大きいほうを小さいほうで割り、余りで置き換える手順です。余りが 0 になったときの割る数が最大公約数です。
3 つ以上の数では、2 つずつ畳み込んだ段が順に並びます。学校でこのやり方を習った人はここを見てください。
読めなかったものは黙って飛ばさない
小数や分数、数字以外の文字が混ざっていても、読めた数だけで計算します。

読めなかったものは、何個目かと理由をつけて表に出ます。1 つも読めなかったときも、空欄のままにせず知らせます。
カンマは既定では区切りとして読みます。1,234 を 1 つの数として読ませたいときは、入力欄の下のチェックを入れてください。
使用例
たとえば、算数の宿題で 12・18・24 の最小公倍数を求める問題に当たったとします。
紙にすだれ算を書いたけれど、途中で割る素数を見落としていないか自信が持てません。
ツールに 3 つの数を入れると、割った素数が段ごとに並びます。自分の紙と見比べれば、どの段で止まってしまったかがすぐ分かります。
関連するツール
分子と分母の最大公約数が分かったら、分数計算でその分数の足し引きまで続けられます。
同じ形の問題をくり返し解きたいときは、計算ドリルメーカーで練習用のプリントを作れます。
まとめ
数を並べて入れれば、最大公約数と最小公倍数が同時に出ます。3 つ以上でも 2 つずつ計算し直す必要はありません。
すだれ算・素因数分解・互除法の 3 つが同じ画面に並ぶので、習ったやり方の欄を見れば答え合わせができます。
入力した数はブラウザ内だけで処理し、外部サーバーには送信しません。
あわせて読みたい
同じテーマ・関連ツールの記事です。