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数値の一覧をまとめて丸める手順|合計のずれも同時に確認

貼り付けた数値をまとめて四捨五入・切り上げ・切り捨てする手順をまとめました。丸めたあとに合計がいくつずれるかの見方、合計をそろえたまま丸め直す方法、7 通りの丸め方を並べて比べる方法まで画面で追います。

公開読了目安 約3分

この記事の要点

  • 貼り付けた一覧を一度にまとめて丸められる
  • 丸める前と丸めたあとの合計が並んで出る
  • 合計をそろえると動かした行に印が付く
  • 7 通りの丸め方を並べて負の数の違いを見比べられる
  • 10 進の書き方のまま丸めるので 1.005 は 1.01 になる
目次

丸めた数を 1 つずつ書き写しているなら、一覧をそのまま貼り付けて一度に済ませられます

しかも丸めたあとに合計がいくつずれたかが、同じ画面に出ます。

それをブラウザの中だけで行えるのが四捨五入・端数処理計算です。

四捨五入・端数処理計算の初期画面。数値の一覧を入れる欄の下に、丸め方・丸める位置の決め方・丸める位置の3つの選択欄と、合計をそろえるチェックボックスが並んでいる

貼り付けてから 3 つ選ぶだけ

画面は上から「計算のしかた」「数値の一覧」「丸め方」「丸める位置」の順です。

一覧は改行でもカンマでもタブでも読み取ります。表計算ソフトから 1 列コピーして、そのまま貼り付けられます。

カンマは「区切り」と「桁区切り」のどちらにも読めます。桁区切りとして外したときは、その個数を画面で知らせます。

丸め方の既定は「四捨五入(0 から遠いほうへ)」、丸める位置の既定は「整数(一の位)」です。この 2 つでよければ、貼り付けた時点で答えが出ています。

丸める位置は 3 通りの決め方から選べます。小数第 n 位、10 の k 乗の位(十・百・千など)、そして有効数字 n 桁です。

丸めたあとの合計がその場で出る

貼り付けると、上に 3 つのカードが並びます。左から「丸める前の合計」「丸めたあとの合計」「ずれ」です。

8件の構成比を整数へ丸めた画面。丸める前の合計100.0、丸めたあとの合計98、ずれ2.0の3つのカードが並び、その下に8行の表が出ている

画面の例では、合計 100.0 の構成比を整数に丸めています。1 行ずつは正しく丸まっているのに、足すと 98 にしかなりません。

カードの下の 1 文が理由を言います。「合計 100.0 を同じ位で丸めると 100 です。行ごとに丸めた合計 98 との差は 2 です」と出ます。

表を見ると、下向きに丸まったのが 6 行、上向きが 1 行、動かないのが 1 行です。−0.4 が 6 つと +0.4 が 1 つで、差し引き 2 になりました。

合計をそろえたまま丸める

「合計をそろえる」を入れると、何行かを 1 単位だけ動かして合計を一致させます。

合計をそろえるを入れた画面。丸めたあとの合計が100になり、2行目の19.4が20、3行目の15.4が16になって「そろえて +1 単位」と印が付いている

動かすのは丸めで失った量が大きい行からです。画面では 19.4 と 15.4 の 2 行が 1 ずつ上がり、合計が 100 に戻りました。

動いた行には「そろえて +1 単位」と文字で印が付きます。どの行を触ったのかが、あとから見ても分かります。

なお有効数字を選んだときは、この操作を使えません。値ごとに 1 単位の大きさが変わるためで、その理由も画面に出ます。

7 通りの丸め方を並べて比べる

「1 つの数を 7 通りで比べる」に切り替えると、同じ数を 7 通りで丸めた結果が並びます。

-2.5を7通りで丸めた表。四捨五入(0から遠いほうへ)は-3、四捨五入(+の方向へ)は-2など結果が分かれ、割れた組には相方の名前と「結果が割れています」の断りが付いている

-2.5 を整数にした画面です。同じ「四捨五入」なのに、-3-2 の 2 通りが出ています。

切り上げも切り捨ても同じように 2 種類あります。正の数では結果が一致するので、違いに気づく機会がありません。

割れた組には「⇔『四捨五入(+の方向へ)』と結果が割れています」という断りが付きます。どちらを選ぶかを、名前ではなく結果で決められます。

10 進の書き方のまま丸める

このツールは、入力した字面のまま丸めます。小数を 2 進数に直してから計算していません。

1.005を小数第2位で丸めた画面。四捨五入は1.01、偶数丸めは1.00になり、下に「倍精度の小数で素朴に書くと1.00になります」という断りが出ている

1.005 を小数第 2 位で四捨五入すると 1.01 です。画面の下には、同じ規則を倍精度の小数で素朴に書くと 1.00 になる、という断りが出ます。

これは 1.005 が 2 進数でちょうど表せず、実際には 1.00499… として扱われるためです。手元の表計算ソフトと食い違ったときに、原因を切り分ける材料になります。

使用例

たとえば、アンケートの結果を資料にまとめている広報担当の場面です。

回答の構成比を小数第 1 位まで出したあと、資料には整数で載せることにしました。1 つずつ丸めて表に打ち込んだところ、合計が 98% になってしまいます。

一覧を貼り付けて「合計をそろえる」を入れれば、どの 2 行を 1 ずつ上げれば 100% になるかが出ます。表に手で戻すのは、その 2 行だけで済みます。

関連ツール

数値の一覧をまとめて扱うツールとして、平均・標準偏差計算も同じ貼り付け方に対応しています。

割合そのものを計算したいときはパーセント計算、小数と分数を行き来したいときは分数計算を使えます。

まとめ

丸める作業は 1 件ずつなら簡単ですが、件数が増えると合計が合わなくなります。

このツールは、丸めた結果と一緒にずれの量を出します。そろえるかどうかを、数字を見てから決められます。

四捨五入・端数処理計算は登録なしで使えます。入力した数値はブラウザの中だけで処理し、外部サーバーには送信しません。

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