画像のdpi変更ツール|画質そのままでJPEG・PNGの解像度を書き換える
JPEG・PNGのdpiを画素を変えずに書き換えるツール。JFIF・Exif・Photoshop・XMPなどファイル内の解像度の欄をすべて同じ値にそろえ、書き換え前の値と印刷サイズも表示します。画像は手元のブラウザで処理します。
クリックまたはドラッグ&ドロップで画像を選択
JPEG・PNG(1 枚 30MB・20 枚・合計 100MB まで)
dpi を変えても画素は増えません。画質は元のままで、刷る大きさの指定だけが変わります。
dpi を書き換えたい画像を選んでください
選んだ時点で、いまの dpi を欄ごとに表示します(保存しなくても確かめられます)
このツールについて
使い方・特徴・補足情報
画像のdpi変更とは
画像のdpi変更は、JPEGとPNGに書かれた解像度(dpi)の値を書き換えるツールです。画素は1つも変えないので、画質は元のままです。
dpiは、その画像を何mmで刷るかを決める指定です。印刷所や提出先から「350dpiで」と言われたときに使います。
JPEGは、dpiをファイルの中の最大4か所に持てます。1か所だけ直すと、ソフトによっては古い値のまま表示されます。
このツールは、読める欄をすべて同じ値にそろえます。書き換える前の値と、新しいdpiで刷ったときの大きさも並べて出します。
こんな人におすすめ
入稿や提出で画像を渡す人
楽になること
画像のdpiを指定の値に書き換える
避けたい手間
書き換えたのに古いdpiが表示されること
解決できる困りごと
- dpiを変えたはずなのに、別のソフトで開くと72dpiのまま表示されて、入稿をやり直す手間が減る
- 写真編集ソフトを持っていなくても、提出先が指定するdpiに合わせたファイルを用意できる
- 保存し直して画質が落ちていないかを、画素の部分のバイト比較で確かめられる
- 新しいdpiで刷ると何mmになるかを、ファイルごとに電卓なしで見比べられる
- スマホで撮った写真の向きを考えずに印刷サイズを読んで、縦横を取り違えるミスを防げる
使い方
- 「クリックまたはドラッグ&ドロップ」の枠に、JPEGかPNGを入れます。20枚までまとめて入れられます。
- 各ファイルの「いまのdpi」で、欄ごとの値と食い違いを確かめます。
- dpiをボタンで選ぶか、欄に整数で入れます。仕上がりの幅や高さ(mm)から決めることもできます。
- 欄ごとの結果と、印刷したときの大きさを確かめます。
- 「保存」を押して1枚ずつ保存します。2枚以上なら「まとめてZIPで保存」も使えます。
使用例
JFIFとExifで値が食い違う写真
読む欄の違うソフトで、72dpiにも300dpiにも見える写真です。2つの欄を同じ350dpiにそろえます。
入力
photo.jpg(4000 × 3000 px)
いまのdpi: JFIF 72 dpi / Exif 300 dpi
新しいdpi: 350
出力
JFIF: 書き換えた 350 dpi
Exif: 書き換えた 350 dpi(単位 inch)
印刷すると 横 290.3 × 縦 217.7 mm
dpiの欄が無いPNGに書き足す
PNGはメートルあたりの画素数で持つので、350dpiはぴったりには書けません。実際に書いた値を丸めずに出します。
入力
logo.png(1200 × 800 px)
いまのdpi: dpiの情報はありません
新しいdpi: 350
出力
pHYs: 書き足した 13,780 画素/m(350.01 dpi)
印刷すると 横 87.1 × 縦 58.1 mm
A4の幅いっぱいに刷るdpiを決める
仕上がりの幅から逆算します。JPEGのdpiは整数しか書けないので、丸めたあとの大きさも出ます。
入力
scan.jpg(2894 × 4093 px)
決め方: 仕上がりの幅 210 mm
出力
350 dpi
印刷すると 横 210.0 × 縦 297.0 mm
活用シーン
印刷所へ入稿する前に
チラシや同人誌の原稿を「350dpi以上」の指定に合わせます。画素数が足りているかは印刷サイズの表示で確かめます。
応募や申請の要項にdpiの指定があるとき
要項に「300dpi以上」のような指定があるときに使います。画質を変えずに、指定の値へ書き換えます。
いまのdpiを確かめるだけに使う
画像を入れると、保存しなくても欄ごとの値が出ます。どの欄が何dpiか、食い違いが無いかを渡す前に確かめます。
証明写真のデータを仕上げる
証明写真サイズ調整ツールの画像は、Chromeで保存するとdpiの値が入りません。300か350を書き足してから渡します。
スキャンした書類の値をそろえる
取り込んだときの設定が違うと、dpiの値もばらばらになります。まとめて入れて、同じ値にそろえます。
技術的な解説
補足: 仕組み
ファイルはFile.arrayBufferで読み、区画を順に探します。JPEGはマーカーごとのセグメント、PNGはチャンクの単位です。
書き換えるのは解像度の欄の数バイトだけです。PNGはチャンクごとにCRC-32の検査値があるので、書き換えたチャンクの値を計算し直します。
XMPは文字に変換せず、バイトのままtiff:XResolutionなどの値を置き換えます。
書き出したあとはもう一度読み直します。全部の欄が新しい値か、画素の部分のバイト列が元と同じかを確かめます。
もっと詳しく
dpiはファイルの中の最大4か所に書かれている
JPEGは、JFIF、Exif、Photoshopの解像度情報、XMPの4か所にdpiを持てます。PNGは、pHYsとeXIf、XMPの3か所です。
どの欄を優先して読むかは、ソフトによって違います。JFIFが72、Exifが300の写真で試すと、2つの画像処理ソフトの答えが分かれました。
このツールは、読める欄をすべて同じ値にします。書き換えなかった欄があれば、理由と一緒に表示します。
PNGは350dpiをぴったり書けない
PNGのpHYsは、1メートルあたりの画素数を整数で持ちます。350dpiは1メートルで約13,779.5画素なので、四捨五入した13,780を書きます。
これを戻すと350.01dpiになり、ソフトによっては小数のまま表示されます。整数に丸めれば、1〜65,535のどの値も元に戻ります。
ほかのツールで切り捨てられた値は、72dpiが71.98dpiのように少し小さく見えることがあります。
dpiを上げても画素は増えない
dpiを書き換えても、画像の細かさは変わりません。変わるのは、同じ画素を何mmに収めて刷るかだけです。
A4の紙いっぱいに350dpiで刷るには、横2,894 × 縦4,093画素が要ります。画素が足りない画像のdpiだけを上げると、刷れる大きさが小さくなります。
足りないときは、撮影し直すか、元の大きなデータを探すのが確実です。
よくある質問
dpiを変えると画質は良くなりますか?
変わりません。画素の数も色も元のままで、刷るときの大きさの指定だけが変わります。
ぼやけた画像のdpiを上げても、くっきりはしません。
書き換えたのに別のソフトで古いdpiが出ます。
このツールが読まない場所に、値が残っている可能性があります。読む欄はJPEGが4か所、PNGが3か所です。
欄ごとの結果に「書き換えなかった」が無いかも確かめてください。
PNGで350を選んだのに350.01dpiと出ます。
PNGはメートルあたりの画素数で持つため、350dpiはぴったりには書けません。最も近い13,780画素/mを書いています。
A4の幅(2,894画素)で刷る大きさの差は、約0.007mmです。
一度に何枚まで扱えますか?
1枚30MBまで、20枚まで、合計100MBまでです。
元のデータと書き換えたデータを両方メモリに持つので、合計に上限を置いています。
画像はどこかへ送られますか?
選んだ画像はブラウザの中だけで処理され、サーバーへは送られません。読み込みも書き換えも端末の中で完結します。
なお、サイト自体はアクセス解析と広告を使っています。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。
参考・出典
- Portable Network Graphics (PNG) Specification (Third Edition) — W3C (2026-10-11 閲覧)
- T.871: JPEG File Interchange Format (JFIF) — ITU-T (2026-10-11 閲覧)
本ツールの計算式・判定基準は上記の公的機関・公式情報源を参考にしています。最新の情報は各リンク先をご確認ください。
関連記事
このツールの使い方や活用例をブログでも紹介しています。
関連ツール
同じカテゴリの他のツールも合わせてどうぞ。