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名簿・社員証の顔写真を何十枚も同じサイズにそろえる

集めた顔写真を名簿や社員証用に同じサイズへそろえるときは、先に仕上がりの縦横比とピクセル数を1つに決め、顔の位置を1枚ずつ合わせてから、形式と画質をまとめて整えます。順番とファイル名の付け方で、作業のやり直しと取り違えを減らせます。

公開読了目安 約5分

この記事の要点

  • 最初に仕上がりの縦横比とピクセル数を1つに決め、全員に同じ設定を使う
  • 縦長の写真を正方形に中央で切り抜くと、上下が8分の1ずつ落ちる
  • ズームの値を同じにしても、元の写真が違えば顔の大きさはそろわない
  • 顔の位置はガイド線に頭頂とあごを合わせて、1枚ずつそろえる
  • 保存したらすぐ、番号を0で埋めた名前に付け替えて取り違えを防ぐ
目次

名簿や社員証の顔写真をそろえるときは、先に仕上がりの縦横比とピクセル数を 1 つに決めます。 そのうえで顔の位置を 1 枚ずつ合わせ、最後に形式と画質をまとめて整えます。

集まる写真は、縦長も横長もあり、顔の大きさもばらばらです。 いきなり全部を同じ大きさに縮めると、比率の違う写真が伸びたり、頭が切れたりします。

この記事は、PTA や部活、社内の名簿の担当者が、何十枚もの写真を同じ形にそろえる場面を扱います。 1 人分の証明写真を作る手順は、証明写真をコンビニ印刷用にサイズ調整する方法にまとめています。

最初に決める 3 つのこと

作業の前に、次の 3 つを決めて控えておきます。 途中で変えると、それまでに作った分をやり直すことになります。

決めること例
縦横比縦 4 : 横 3(縦 40 × 横 30mm)
ピクセル数縦 472 × 横 354px(40×30mm を 300dpi で)
形式JPEG

名簿のシステムや印刷会社から指定があれば、それに合わせます。 指定がなければ、証明写真でよく使う 40×30mm の比率にしておくと、印刷にも画面にも使い回せます。

ただし、保存した画像には印刷の大きさの情報が入りません。 そのまま印刷するときは、印刷アプリで 40×30mm を指定するか、L判のシートとして作ります。

40×30mm を 350dpi にすると、縦 551 × 横 413px になります。 どちらにするかは 1 回だけ決めて、全員に同じ値を使ってください。

集めるときに頼んでおくこと

写真を集める段階で、次の 2 点を頼んでおくと、そろえる作業が楽になります。

1 つ目は、頭の上と肩のまわりに余白を残して撮ってもらうことです。 顔だけを大きく切り抜いた写真は、あとから余白を足せません。

2 つ目は、受け取れるファイル形式を伝えることです。 iPhone の設定によっては HEIC という形式で届きます。

このサイトの画像ツールが読み込めるのは、JPEG・PNG・WebP です。 HEIC の見分け方は、マイナンバーカードのスマホ申請で写真がはじかれるときの確かめ方で説明しています。

まとめて中央で切り抜くと、頭が切れやすい

画像一括加工には、正方形の 1080×1080 など決まった大きさのプリセットがあります。 決まった大きさを選ぶと、どの写真も中央を基準に切り抜かれます。

スマホで縦に撮った 3,024 × 4,032 ピクセルの写真を正方形にすると、上下から 504 ピクセルずつ落ちます。 写真の高さの 8 分の 1 ずつです。

顔が写真の上のほうにある写真では、この切り抜きで頭の上が欠けます。 全員が同じ構図で撮れているときだけ、まとめて切り抜く方法が使えます。

顔の位置は 1 枚ずつ合わせる

構図がばらばらな写真は、1 枚ずつ顔の位置を合わせます。 このサイトの道具では、証明写真サイズ調整がこの作業に向いています。

寸法の設定と dpi は、同じページで写真を読み込み直す限り変わりません。 最初の 1 枚で 40×30mm と 300dpi を選べば、2 枚目以降も同じピクセル数で書き出されます。

ズームと位置は、写真を読み込むたびに初期の状態に戻ります。 1 枚ごとに、プレビューの点線に合わせて調整します。

ズームの値をそろえても、顔の大きさはそろわない

全員をズーム 1.5 倍にすれば顔の大きさがそろう、とは限りません。 ズームは元の写真に対する倍率なので、元の写真での顔の大きさが違えば、仕上がりも違います。

近くで撮った写真と、離れて撮った写真を比べると分かりやすいです。 同じ倍率でも、近くで撮ったほうの顔が大きく写ります。

そろえる基準にするのは、数字ではなくプレビューの点線です。 上の線に頭のてっぺん、下の線にあごを合わせると、どの写真も顔の縦の大きさが同じになります。

ただし、ズームは 1 倍より小さくできません。 顔が大きく写りすぎた写真は線の内側に収まらないので、余白を残した写真を出し直してもらいます。

保存したらすぐ名前を付け替える

証明写真サイズ調整で保存したファイルは、毎回同じ名前になります。 40×30mm の JPEG なら idphoto_resume.jpg です。 続けて保存すると同じ名前が重なり、ブラウザによっては末尾に番号を足して区別します。

足される番号は保存した順で、名簿の順番とは関係がありません。 あとから見分けるのは難しいので、1 枚保存するごとに名前を付け替えてください。

名前は「番号_氏名」のように、名簿と照らし合わせられる形にします。 番号は 01、02 のように桁をそろえて 0 で埋めます。

並べ方が文字の順の環境では、0 で埋めないと 1、10、11、2 の順に並ぶためです。 桁をそろえておけば、どこで開いても名簿と同じ順番になります。

形式と画質は最後にまとめて整える

全員分の切り抜きが終わったら、画像一括加工でまとめて仕上げます。 出力サイズは「元画像サイズ」を選ぶと、そろえたピクセル数のまま書き出されます。

形式を JPEG にそろえたり、品質を同じ値にしたりする作業は、ここで 1 回にまとめます。 複数枚は ZIP でまとめて保存され、付け替えた名前はそのまま残ります(拡張子だけ保存形式に合わせて変わります)。

明るさの調整は、全員に同じ量だけかかります。 自動補正も先頭の 1 枚を基準に決まります。 1 枚だけ暗い写真があるときは、その 1 枚を外して別に処理します。

一括加工の画面の使い方は、画像を一括加工!複数写真にまとめて透かし・リサイズで説明しています。

指定のピクセル数がちょうどの値のとき

名簿のシステムが「縦 400 × 横 300px」のように、dpi から出ない数を指定していることもあります。 その場合は、比率を合わせて切り抜いたあと、1 枚ずつ指定の数に縮めます。

手順と順番の理由は、Web出願の顔写真を指定のピクセルと容量に合わせる方法にまとめています。 1 人分の手順ですが、何十枚でも順番は変わりません。

渡す前の確認

確かめること見るところ
枚数ファイルの数が名簿の人数と同じ
ピクセル数何枚か開いて、縦と横が決めた数になっている
顔の大きさ一覧で並べて、頭とあごの高さがそろっている
名前番号の桁がそろい、名簿の順に並んでいる
形式拡張子が決めた形式(.jpg など)になっている

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