規格にない証明写真サイズをmm指定で作る|受験票・社員証
受験票や社員証の写真がプリセットにない寸法なら、幅と高さをmmで入れて作れます。要項の「縦4cm×横3cm」は、幅30mm・高さ40mmと入れ替えて入れるのが要です。範囲や「以内」の表記の読み方、入れた向きの確かめ方、顔の大きさの指定との合わせ方をまとめました。
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この記事の要点
- 要項の寸法はcmならmmに直し、縦と横のどちらが先かを確かめて書き出す
- 「縦4cm×横3cm」は、ツールの欄では幅30・高さ40の順に入れる
- 範囲の指定なら真ん中あたり、「以内」なら上限を超えない値を選ぶ
- 入れたあとは、幅×高さの順で出る確かめの行で縦長になっているかを見る
- 顔の大きさの指定は、点線の目安とは別に、刷った写真を定規で測って確かめる
目次
受験票や社員証の写真がツールのプリセットにない寸法なら、幅と高さを mm で入れて作れます。 いちばん間違えやすいのは、縦と横の順番です。
要項の「縦 4cm × 横 3cm」は、ツールの欄では「幅 30mm・高さ 40mm」と入れ替えて入れます。 この記事では、要項の寸法の読み方から、入れた値の確かめ方までをまとめます。
試験や発行元ごとのサイズの一覧は載せていません。 同じ試験でも年度で変わることがあるので、実際の寸法は手元の要項で確かめてください。
要項の寸法を幅と高さに書き直す
最初に、要項の表記を「幅(横)」と「高さ(縦)」の 2 つの mm に書き直します。 よく見かける書き方と、書き直した値は次のとおりです。
| 要項の書き方 | 幅(mm) | 高さ(mm) | 読むときのポイント |
|---|---|---|---|
| 縦 4cm × 横 3cm | 30 | 40 | 縦が先に書かれている |
| 縦 4.5cm × 横 3.5cm | 35 | 45 | cm の小数は mm にすると整数になる |
| 横 24mm × 縦 30mm | 24 | 30 | 横が先の書き方もある |
| 30(W)× 40(H)mm | 30 | 40 | W が幅、H が高さ |
| 3 × 2.4cm | 24 | 30 | 縦横の明記が無ければ見本の向きで決める |
日本語の要項には「縦 × 横」の順で書かれたものがよくあります。 ツールの入力欄は「幅 → 高さ」の順なので、ここで入れ替えが起きます。
縦と横の明記が無い書き方は、写真欄の見本や枠の図で向きを確かめます。 見本が縦長なら、大きいほうの数が高さです。
範囲や「以内」の書き方を読む
寸法が 1 つの値ではなく、幅を持たせて書かれていることもあります。 書き方ごとに、選ぶ値の考え方が変わります。
| 書き方の例 | 選ぶ値の考え方 |
|---|---|
| 縦 36〜40mm × 横 24〜30mm | 範囲の真ん中あたり(縦 38・横 27 など) |
| 縦 4cm × 横 3cm 以内 | 上限を超えない値(上限ちょうどの縦 40 × 横 30mm も含む) |
| 縦 4cm × 横 3cm(ちょうど) | 書かれた値そのもの |
範囲の真ん中を選んでおくと、刷ったときに少し大きく出ても範囲に残りやすくなります。 家のプリンターのフチなし印刷では、写真がわずかに大きく刷られることがあります。
「以内」で上限ちょうどに作ったときは、刷った写真を定規で測ってください。 大きく出ていたら、証明写真が規格サイズにならない原因の記事で原因を絞れます。
範囲の中で縦と横をそれぞれ選ぶと、縦横比は人によって変わります。 顔の写り方が変わるのは比のほうなので、見本の写真と並べて違和感がないかを見ておきます。
カスタムの寸法を入れて向きを確かめる
証明写真サイズ調整ツールでは、規格の一覧で「カスタム(mm を指定)」を選ぶと、幅と高さの欄が出ます。 書き直した 2 つの数を、幅 → 高さの順に入れます。
入れたら、すぐ下の「出力サイズ」の行を見ます。 この行は「幅 × 高さ」の順で、縦 4cm × 横 3cm なら次のように出れば正しく入っています。
出力サイズ: 30×40mm(354×472px / 300dpi)
注意したいのは、プリセットの名前とこの行で、数の並びが逆になることです。 プリセットは「履歴書・一般(40×30mm)」のように縦 × 横の順で書かれています。
確かめの行で、2 つ目の数(高さ)のほうが大きければ縦長です。 1 つ目のほうが大きければ横長になっているので、欄を入れ替えてください。
プレビューの枠が縦長になっているかでも、向きは見分けられます。 画面の操作の流れは、コンビニ印刷用にサイズ調整する方法で写真つきで紹介しています。
顔の大きさの指定と合わせる
要項によっては、「頭頂からあごまで ○mm」のように顔の大きさも決められています。 ツールのプレビューに引かれた点線は、その目安に使えます。
点線は、枠の高さに対して決まった割合の位置に引かれています。 上から 12% が頭頂、45% が目線、85% があごの目安です。
頭頂からあごまでは、枠の高さの 73% にあたります。 枠の高さごとに mm に直すと、次のとおりです。
| 枠の高さ | 頭頂の点線まで(上から) | 頭頂からあごまで |
|---|---|---|
| 30mm | 3.6mm | 21.9mm |
| 36mm | 4.3mm | 26.3mm |
| 40mm | 4.8mm | 29.2mm |
| 45mm | 5.4mm | 32.9mm |
| 50mm | 6.0mm | 36.5mm |
要項の指定の範囲にこの表の値が入らないなら、点線どおりに合わせると指定から外れます。 たとえば高さ 40mm の枠で「顔の長さ 31mm 以上」と指定されていたら、点線どおりの 29.2mm では足りません。
その場合は、ズームで顔を大きくし、指定の長さになるよう合わせます。 点線はあくまで目安なので、刷った写真の顔の長さを定規で測って確かめてください。
反対に顔を点線より小さくしたいときは、ズームを下げます。 ただしズームは 1.0× より下げられないので、顔のまわりを広めに写した写真を使います。
社員証・会員証の写真も同じ手順で作る
社員証や会員証の写真は、発行する会社や団体が寸法を決めます。 依頼の文面に書かれた寸法を、同じように幅と高さの mm に書き直して入れます。
寸法の指定が無く「データで送って」とだけ頼まれたときは、ピクセル数の指定があるかを先に確かめます。 ピクセル数で指定されているなら、Web出願の顔写真を指定のピクセルに合わせる記事の手順が使えます。
カスタムの寸法でも、L判 1 枚にまとめて印刷できます。 たとえば縦 38 × 横 27mm なら、用紙を横向きにして 4 × 2 の 8 枚が並びます。
ほかの寸法の枚数は、L判1枚に証明写真が何枚並ぶかの記事の「枚数の数え方」の式で数えられます。 ツールで L判シートを作れば、並んだ枚数はプレビューでも確かめられます。
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